2013年3月2日土曜日

お城でBL、読み終えました。


お城BLでざわざわするTKGクラスタ。 - Togetter - http://togetter.com/li/463556

この流れで何を血迷ったかうっかり買ってしまいました…。自分の場合プライム会員なのでお急ぎ便を使ったら普通に翌日午前に届いて驚きましたね。Amazon凄い。

ということでページ数も110Pくらいと短めだったので昨日の夜にてーきゅうのBDをBGMに流しながら読み終えてしまいました。

さて、そんな感じでSAN値ガリガリ削りながら読んだのですが、思いのほかきっちり城の擬人化がされており、かなり普通に楽しめました。

この本で取り扱われているお城は全部で17種類、構成としましてはそれぞれお城の紹介と攻めの武将の紹介、その上でどのように擬人化解釈したかについての解説があってから実際の濡れ場、という形になっています。お城の紹介パートで城の特徴を掴み、その特徴がどのように実際の言い回しで役立てられているかを濡れ場で確認する、というのが一般的な楽しみ方なのでしょうね。自分はそんな感じで楽しみました。

実際どんな感じの文章なのかここで少し紹介します。

「本丸への絶え間ない砲撃と天守閣への責め。
情け容赦ない同時責めに、大阪城は全身をわななかせながら、何度も何度も達してしまう。(『大阪夏の陣』より抜粋)

「伏見櫓、富士見櫓を弄びながら、海舟が江戸城の唇を奪う。(『江戸城 無血開城』より抜粋)

「ぐっ、あっ……ふ……中々深いモノを持っておるではないか。その総構、見掛け倒しじゃなかったということか……っ……」
「当たり前だっ!……ん、あっ……北条のおっさんが与えてくれた、障子堀をナメんじゃねえぞっ」
(『北条氏制圧戦<前編>』より抜粋)

これだけ抜き出して見ると頭おかしい、という感想しか思い浮かばないと思いますし実際自分は最初の方は大爆笑してたのですが、段々慣れてくると「この発想はなかった、やるなあ」と真面目に関心してしまうようになります。こらそこお前の頭がおかしくなってるとか言わない。
個人的には明智光秀×安土城の話が気に入りました。

この本、惜しむらくはページ数が少ない割に紹介しているお城の数が多いためお城1つ当たりの濡れ場が短いことでしょうか。個人的にはもっとねっとりと長く楽しみたかったですね。もっとページ数与えられた状態で第二弾出てほしいなあ。買いますよ。

と、いった感じで中古300円ちょっとで買った割にはかなり楽しめました。最近高騰してる宅配コンバット学園と違って在庫まだまだいっぱいあるよ!是非!!


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